4月20日 スタートのドラマ「デイジーラック」。
その原作は、海野つなみさんの同名漫画です。
海野つなみさんといえば、2016年大ヒットしたドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の原作者としても有名です。
海野さんは、この作品で、 第39回講談社漫画賞を受賞されました。
そんな海野つなみさんについて、過去の作品や、評判をまとめてみました。
ドラマ「デイジーラック」原作・海野つなみ 過去の作品について
原作・海野つなみ/デイジーラック
ここでは、ドラマデイジーダックの原作について、ご紹介します。
漫画「デイジーラック」は、楓、薫、ミチル、えみ、アラサー4人組のリアルを描いた作品。
主人公の楓は、パン職人になる夢を追って、地元のパン屋に再就職します。
そこで、ドイツから帰国した先輩パン職人の安芸という男性と出会います。
安芸は、店長の娘、リエコと交際していましたが、楓は、安芸のことが気になり始めます。
薫は、エステサロンの仕事に邁進していました。しかし、コンペに負け、年下の彼氏の浮気現場に遭遇。
その場で、彼氏に別れを告げ、ライバル会社の営業マンに惹かれていきます。
ミチルは、薫の弟貴大から、ある日突然、告白され、徐々に、貴大を恋愛対象として見るように。
4人の中で、唯一既婚者のえみは、夫の誕生日を楽しみにしていましたが、夫は、当日、はまっているエアロビの合宿に、仲間たちと出かけてしまいます。
楓や薫からしたら、羨ましい存在のえみですが、結婚したらしたで、親から、「子供はまだか」などと、新たなプレッシャーが与えられて、悩みが尽きないようです。
果たして、 アラサー仲良し4人組は、幸せになれるのでしょうか!?
この作品は、2巻完結で、サクッと読めるので、海野なつみさんの作品は、初めてという方にもぴったりです。
原作・海野つなみ/kiss の事情
「Kissの事情」は、キスにまつわるストーリーを収めたオムニバス形式の漫画です。
雑誌 「Amie」に、1997年2月号から6月号まで、連載されていました。
単行本では、記憶喪失になってしまった女子校生と、彼女が記憶を失う前に、キスしたことがある男子たちとの関係を描いた 「THE KISS OF LIFE」や、「回転銀河」の 4巻に収録されている「クェーサー」の元となるエピソード、「少年人魚」など、5編を収録しています。
新装版では、あとがきが1ページもあり、新しく各話のキスシーンが、5ページにも渡って書き下ろされています。
「THE KISS OF LIFE」 は、女子校生が記憶喪失になるという、ありえない設定ですが、だからこそ、海野さんらしい斬新な視点が生かされている作品です。
原作・海野つなみ/逃げるは恥だが役に立つ
この作品は、2016年10月に、ドラマ化され、大ヒットしました。
ドラマは、ラストで披露された恋ダンスも話題となり、一大ブームを巻き起こしたのも、記憶に新しいところ。
主人公は、京都大学卒のシステムエンジニア津崎平匡と、大学院卒でありながら、正社員になれず、派遣切りにあってしまった森山みくり。
36歳で、性経験なしの平匡と、みくりは、雇用主と従業員という関係の契約結婚をするのでした。
この作品、実は、海野さんの普段の妄想から、生まれたとのこと。ネタだしで、担当編集者と話をしている時に、誕生したようです。
現代社会の闇を明るくコミカルに映し出しており、海野さんの代表作と言っても、過言ではない作品です。
ドラマ「デイジーラック」原作・海野つなみ評判は!?
海野つなみさんの評判について、Twitter の反応を中心に見ていきましょう。
海野つなみ先生が言及されたイラスト、何もかも素敵な仕事場のお花まで思い出させていただき、嬉しかったです。最近も、男性であることが恥ずかしくなるような事件が起きていますが、ジェンダーのフィクション化に関しても、海野先生は、続きを漫画で読みたいほど深い話をしてくださり、刺激的でした。
— 木村俊介 (@shunsukekimura) 2018年3月22日
海野つなみ先生のデイジー・ラック読んでるんだけど、良すぎる
— あんり:ワカンダ王国民 (@anripublic) 2018年3月24日
本屋さんに行ったら海野つなみ先生の回転銀河が復刊してた!
結婚する時に持ってきた数少ない漫画のひとつ。
昔の作品が好きだから、どんどん復刊してほしいなぁ(๑′ᴗ‵๑)— ポッケ (@lilupocke) 2018年3月23日
本日の衝動買い。
海野つなみ先生( @uminotsunami )のマンガがあったので。
読むの楽しみです〜♪ pic.twitter.com/LKW2CmhOyt— ハナ (@hanayok8745) 2018年3月20日
このように、海野つなみさんの漫画について、「絵が好き」とか、「単行本が新装版になってたからつい買ってきた」という声。また、「回転銀河」を他の人に勧め、高く評価する声などが寄せられていました。
海野つなみさんの漫画のファンは多いようです。
さらに、現在放送中のドラマ「アンナチュラル」について、海野さんが、自身の Twitter で、応援するコメントを寄せられているようで、それを好意的に受け止めている方も、おられます。
しかし、その一方で、海野つなみというペンネーム故に、2011年の東日本大震災後、このペンネームをめぐって、ご本人のブログには、心ないコメントが入ったこともあったようです。
「先生のつなみというペンネームは、どういう気持ちでつけられたのでしょう。大震災のチャリティーに参加されると聞きましたが、気分は複雑です」というもの。
そういったこともあろうかと、このずっと前に、海野さんは、はペンネームの変更を考えられたそうですが、関係者らに反対され、改名には至らなかったとのこと。
この件に関して、海野さんは、「事象と名前は別物」としながらも、「私は、逆に、そういう名前だからこそ、積極的にチャリティーに参加したい」とコメントされています。
非常時には、人は正しい判断ができなくなるし、普段気にならないことも、過敏に反応してしまうのかもしれません。
まとめ:ドラマ「デイジーラック」原作・海野つなみについて
ドラマ「デイジーラック」の原作者の海野つなみさんの作品には、「デイジーラック」の他に、代表作「逃げるは恥だが役に立つ」や、「Kisの事情」などがあります。
テーマやアイデア、発想がうまく、言葉選びのセンスにも長けており、独自の視点で、温かく描く漫画は、多くのファンを獲得し、高く評価されているようです。
そんな海野さん原作のドラマ「デイジーラック」の放送が楽しみです。
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