【コミック・ときめきトゥナイト】あらすじ|純粋な魔界の蘭世と無口な少年 俊の恋物語
私が初めて恋愛漫画として見たのは、この「ときめきトゥナイト」です。
ヒロインの江藤蘭世は、吸血鬼の父親と狼女の母親を持つ魔界の少女ですが、人間界で暮らしています。
その能力は噛みついた人や動物に変身できるというものでした。
蘭世は同じクラスの真壁俊に片想いをしていましたが、ライバルの曜子などもいて、想いはなかなか伝えられませんでした。
両親からは、人間へ恋をしてはならない。
と言われながらも、蘭世は俊に夢中でした。
そんなある日、俊が実は魔界の王子様で、魔界を滅ぼす存在として命を狙われてしまう。
だが、それは誤解で俊は魔界の王子様として認められる。
そして、様々な出来事を乗り越えて、蘭世と俊は相思相愛となる。
【コミック・ときめきトゥナイト】見どころ|俊はツンデレの元祖的存在!?
やっぱり見どころと言えば、蘭世と俊の恋物語です。
いわゆる俊はツンデレの元祖的な存在なのかもしれませんね。
最初は、蘭世の一方的な恋心から始まります。
物語りも、どちらかというとコメディタッチだったので、ファンタジーとラブコメが一体化したようなお話しだったんですけど、途中からかなりシリアスな話しになるんです。
でも、その事で一気に二人の距離が縮まるんです。
今では少女漫画の代名詞と言っても良い壁ドンも、この頃から真壁君はしてたんです。
真壁君は、不良っぽい言動ですが、とても優しくて、特に蘭世に危機が迫った時の真壁君は、本当にカッコ良いんです。
甘ったるい言葉などはないのですが、時々蘭世に見せる優しさが胸キュンポイントなんです。
頭を撫でてくれたり、身を呈して蘭世を庇う姿が、サイコーの見どころだと思います。
【コミック・ときめきトゥナイト】蘭世と俊のラストシーンに萌えキュン♪
修正した。#ときめきトゥナイト pic.twitter.com/Rt4FHSSmLQ
— ぱぴ (@zauber_floted) 2018年2月17日
蘭世と真壁君の間は、ゆっくりと時間をかけて実ったような恋でした。
お互いに好きだという事も分かっているのですが、すぐには言葉に出来なかったり、素直になれなかったり。心はちゃんと繋がっているんだけど、なかなか進展しない。
でも、そんなまどろっこしいのがとても良かったんです。
最終回近く。動物に変身した蘭世が木から降りられなくなった時、迎えに来た真壁君が両手を広げて蘭世を待っているシーンがとても好きでした。
怖がる蘭世に、「ぶら下がって、両手を放すだけだ」というんです。
言う通りにした蘭世は、真壁君の腕の中へと飛び込むんです。
そのシーンがすっごい好きでした。
あんな風に包み込んでくれるような人が良いと思いました。
コメント