「彼氏をローンで買いました」ドラマの一つの見どころとして、ズバリ可愛いにゃんにゃん猫顔の真野恵里菜が、スイッチが入った瞬間にトラ顔に豹変し、トラのようなおっさん声でブチギレるシーン。
彼氏俊平の前では、何事が起ころうとも忍忍、笑顔を絶やさないけなげな女子ですが、ローン彼氏ジュンの前では、怒りのスイッチが沸点に達すると、凄まじい鬼のようなツラ下げて怒鳴り散らす多恵です。
「彼氏をローンで買いました」3話の見どころは、何と言っても多恵の女の本音炸裂トークシーン。
ここでは、3話のあらすじや多恵の伝えたいことは何かを見ていきたいと思います。
「彼氏をローンで買いました」3話あらすじ
幸せな専業主婦の座を掴み取るには、何が起ころうと笑顔でミャーオと猫をかぶるのは当然のことと頭ではわかっていても、彼氏・俊平の2番目の彼女のことでさらなるストレスがたまる多恵。
そんなストレスのはけ口が月額39,800円で購入したローン彼氏のジュン。
ズタズタな心をジュンに言いたい放題、やりたい放題することでスカッと快感!
俊平が2番目に付き合っていた彼女が多恵を待ち伏せ
どうも俊平に振られたらしく、多恵に捨てセリフを「バカっぽくて無難な女」と。
多恵は、またストレス満タンになってしまい、イライラして帰った多恵はジュンを正座にさせ
「これから私は話をする。茶々を入れずにひたすら笑顔でうなづく。わかった?」
「男と女の在り方」「女の幸せ」についての多恵の語りは5時間にわたり続き、
正座で聞かされていたジュンは睡魔と疲れで失神しますが、多恵はスッキリした顔で出社しました。
しかし、その日に俊平が次は3番目の巨乳女と歩いているところとバッタリ。
一方、ジュンは公園で麗華と麗華のローン彼氏に会います。
そこで改めて感じた麗華の色っぽさ、麗華のローン彼氏から麗華との夜の営みの事を聞くと
多恵との夜のことを妄想してしまい、欲求が刺激され
意気込んで家に帰ると、お風呂上りの多恵がバスタオル1枚の姿で待っていました…
多恵は現代社会に生きる女性の本音を代弁してる!?
ストレスが沸点に達し、イライラして帰った多恵は、ジュンを正座にさせて、5時間に渡り延々と、缶ビールをテーブルに叩きつけたり、クッションを足蹴りしたり、ジュンの頭を数回にわたり本で「バシッ、バシッ」叩きながら、「男の在り方」「女の在り方」をコンコンと語り続けます。
- 「本来、オスは狩りに出て、メスは家で育児をする。
ママ友たちとおしゃべりをしながら
それが動物としての在り方」
- 「ありとあらゆる動物はオスとメスで役割を分担するの。
そしてお互いの役割をリスペクトしてほめ殺し合い愛し合うものなの。」
- 「ところが!人間だけが男女差別とか、どこかのくそフェミニストたちの大声で変化した。雇用均等法で女も社会に出て働けと尻を叩かれ、縦社会になじめない女たちは疲れ果てていった。当然結婚して子どもができてもまたすぐに働けと、実際母性に欠けて育児よりも働きたいというキャリア武装もいるが、大抵は離婚してシングルマザーになってる。」
- 「イクメン、こんなこと言い出したあほ女性誌の罠にはまった女たちは、本来育児に向かない男たちにいらない期待をして裏切られるとイライラしだした。」
- 「企業は残業手当を渋り出し、金のない男たちはぞろぞろと育児参入する草食系男子たちが増えだしたが、ドヤ顔で育児されてもただの甲斐性のない男たちの手慰め。」
- 「年収低いに見合ったみせかけの優しさなんか、なんとか子どもが手から離れた頃には、出世も諦めたただの粗大ごみ野郎たちなんだ!」
- 「働き金を稼ぐという圧倒的攻撃力をオスは持ち、良い子を産み育てるという強固の防御力を女性は持つ。それが家庭の在りようだと。」
- 「古いとか新しいとかは関係ない。1周回って女たちは、少なくとも私たちは専業主婦こそが真の勝ち組だと理解している。」
- 「しかし残念なことに、その希望を叶えてくれる高収入のスペックの高い男たちが何と少ないことか、更に可愛い子を授かるために夫はイケメンでなくてはならない。
そうなるとさらに条件は厳しくなる。」
さいごに
個人的に、この先どんなストーリーの展開になっていくのか、全くと言っていいほど読めませんので、その分非常に興味深い作品です。
脚本家・野島伸司氏は、「日本の社会現象の一つに、離婚率が爆発的に上がっていること、それを自分なりにどうぶつの森アプリで遊びながら理由を探索してみました。」とコメントされてます。
これから結婚して、子どもを産み育てていく若い女性たちにとっては、真剣に考える必要がある重要なテーマだと思います。
今の女性の気持ちを代弁するにも、毎回膨大なセリフの量を、この強烈なパンチ力を効かせて言い切る真野恵里菜さんの熱演には脱帽です!
4話以降も現代女性の本音を 赤裸々に暴露した多恵語録が次々と飛び出してくると思います。
楽しみに待ちたいと思います♪
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