こんにちは!
旅人マーティンが日本全国を旅しながら美味しい朝ごはんを探す『朝ごはんジャーニー』、4月29日~5月3日は三重県からの絶品朝ごはん特集です!
5月2日は三重県桑名市 貝新フーズの『ハマグリのしぐれ煮』が紹介されました。
今回は番組で紹介された情報に加え、『貝新フーズ』の詳細情報や、『ハマグリのしぐれ煮』の由来や美味しい食べ方についてまとめてみました。
ご興味があればご覧くださいね♪
三重県 桑名市の『ハマグリのしぐれ煮』朝ごはんジャーニー
先ずはSNSをチェック!
今日一番多かったおすすめ情報は、「桑名市の名産品『しぐれ』」です。
ということで今回は桑名市のしぐれ煮を調査しに「行ってきマーティン!」
【マーティン朝ごはんファイル24】
今週は、三重県でおいしい朝ごはん!
今回マーティンが訪れたのは桑名市!伺った「貝新フーズ」さんでハマグリのしぐれ煮をいただきました!継ぎ足し継ぎ足し使われている「たまり」で煮込むため味がよく染み、ごはんに合いすぎです!#ZIP朝ごはん#三重 pic.twitter.com/LRv4OJqM7o
— ZIP!朝ごはんジャーニー (@ZIP_asagohan) 2019年5月2日
津市から車で約1時間の桑名市に到着したマーティンは地元の人に聞き込み調査開始!
桑名市では何を『しぐれ煮』にしているの?
すると、あさり、ハマグリ、しじみなどの貝類ですとの回答が…
桑名市民にとって貝の『しぐれ煮』は?
「大好き」
「朝ごはんに最適」
「最高!」
『しぐれ煮』は地元の方に親しまれてる逸品なんですね!
おじさんが案内してくれた方向に歩いていくと、ありました!
貝新という看板を発見!
早速店内に入って取材交渉します!
結果は、「YES!マーティン!」
ご主人が持ってきてくれたのは、一番のおすすめ・桑名名産「ハマグリのしぐれ煮」。
桑名の名産と言えば「桑名の焼き蛤」が有名なんですが、
「ハマグリのしぐれ煮」は、30年間継ぎ足しで使われているたまり醤油で作られた味は格別の美味しさ!
マーティンは持ち歩いてるご飯の上にハマグリのしぐれ煮をON THE RICE!
「うん、うまぁっ」
噛めば噛むほどハマグリに浸み込んだたまりの味が口の中に広がっていって、白米が止まらないとパクパク食べ、アッという間に完食しました!
ここまで美味しそうに食べられると僕らも嬉しいですねと、ご主人は満面の笑み(⌒‐⌒)
しぐれ煮(時雨煮)の由来は?
しぐれ煮(時雨煮)は、今日ではあさりやしじみなどハマグリ以外の貝を使ったものが多く出回ってますが、元来しぐれ煮(時雨煮)とは、三重県桑名市の名産である立派なハマグリに生姜を加え佃煮にした「桑名のしぐれ蛤」を指します。
しぐれ煮の由来には次のような諸説があり、実のところどれが本当なのか定かではありません。
●種種の風味が口の中を通り過ぎることを、一時的に降り過ぎていく時雨に喩えて「しぐれ煮(時雨煮」と命名された説。
●身に栄養をたっぷりと貯めるハマグリの旬が、時雨が降る時期と重なるため「しぐれ煮(時雨煮」と命名された説。
●むき身をたまり醤油に入れて短時間で仕上げるしぐれ煮の調理法が、一時的に降ってすぐに止む時雨に似ていることから「しぐれ煮(時雨煮」と命名された説。
しぐれ煮『貝新フーズ』の詳細情報
桑名の名産と言えば「焼き蛤」で有名ですが、『ハマグリのしぐれ煮(時雨蛤)』も桑名市の名産とされます。
桑名寺町通り商店街の中心辺りに位置する「貝新フーズ」は、志ぐれ煮で有名な貝新より暖簾分け、昭和56年の創業以来、あさりやしじみ、ほたて、はまぐりなど数多くのしぐれ煮を扱う専門店として地元や観光客から親しまれています。
味の決め手は30年間継ぎ足している秘伝のたまり醤油。甘辛の「甘」をほとんど感じないほど辛めのたまり醤油の風味から、貝の旨みがどんどんしみ出て、4,5粒あれば、白ごはん茶碗1杯は軽く食べてしまいそうなくらい箸が進む美味しさです。
店名:貝新フーズ
所在地:三重県桑名市南寺町46
お問い合わせ:0594-21-6663
営業時間:11:00~20:00(L.O) 日曜営業
定休日:月曜日
交通手段:西桑名駅から794m
出典:https://tabelog.com/mie/A2402/A240203/24006877/
ハマグリのしぐれ煮の作り方
一般の佃煮は「たれ」をすべて煮込んで仕上げますが、時雨蛤は釜にたっぷりと入れた「たまり」(貝の旨みが溶け出した元だまりを使用)の中で「浮かし炊き」と呼ばれる独自の技法で煮込んだ後に、釜からすくい上げてたれを切ります。
しぐれ煮の美味しい食べ方は?
「志ぐれ煮」は貝のむき身などの魚介類に生姜を加えた佃煮の一種で、時雨煮(しぐれに)と表記されることもあります。
創業より300年余りの歴史がある、元祖・総本家貝新 水谷新九郎商店の公式HPより参考にさせていただいた「志ぐれ煮の美味しい食べ方」の調理例をご紹介します。
あさり時雨のおろしあえ
材料(4人分)
・あさり時雨80g
・大根200g
・海草少々
・貝割菜少々
・しょうゆ少々
作り方
1.あさり時雨は好みの大きさに刻み、器に盛ります。
2.大根はすり卸して自然に水けをきり、器に持ったあさり時雨の上にのせます。
3.海草と貝割菜を2の上にそえます。
4.しょうゆをかけて召し上がります。
三色しぐれ丼
材料(4人分)
・ご飯丼4杯分(米で2カップ)
・卵3コ
・砂糖大さじ1
・塩・酢・みりん少々
・きぬさや70g
・あさり時雨120g
・ラディシュ少々
作り方
1.小鍋に卵を溶き入れ、砂糖、塩、酢を加えて、細かいそぼろを作ります。
2.きぬさやは細切りにして色よくゆで、塩とみりんをふっておきます。
3.あさり時雨は刻んでおきます。
4.温かいご飯の上に、1~3を、色どりよく盛ります。
5.輪切りのラディシュを添えます。
炊き込み時雨ご飯
材料(4人分)
・米2カップ
・A(水440cc、酒大さじ1、塩小さじ1/2、しょう油小さじ1)
・時雨蛤50g
・浅草のり1枚
・ねぎ1本分(または貝割菜)
作り方
1.米を洗い、Aを加えて火にかけます。
2.時雨蛤を刻み、沸騰してきた1に加え炊き込みます。
3.できあがったご飯を器に盛り、せん切りにした浅草のりをちらします。
4.さらしねぎまたは貝割菜を中心に盛りつけます。
桑名名産しぐれ煮はこちらから購入できます。
まとめ
今回はZIPで紹介された桑名名物『貝新フーズ』の『ハマグリのしぐれ煮』の由来や美味しい食べ方についてまとめてみました。
しぐれ煮(時雨煮)の発祥は「桑名のしぐれ蛤」だったんですね。
さて三重県の朝ごはんもいよいよ明日が最終日。
また佃煮系なのかな…( ̄∇ ̄)
それでは最後まで読んでくださりおおきにありがとうございます(*^^)/
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