こんにちは!
旅人マーティンが日本全国を旅しながら美味しい朝ごはんを探す『朝ごはんジャーニー』、4月29日~5月3日は三重県からの絶品朝ごはん特集です!
4月30日、平成最後の今日は三重県津市の千寿『天むす』が紹介されました。
今回は番組で紹介された情報に加え、千寿『天むす』の発祥やこだわりについてまとめてみました。
興味のある方は、どうぞご覧ください(*^^*)
ZIP!マーティン 三重県津市 千寿の『天むす』朝ごはんジャーニー
今日のマーティンは三重県の中心地・津市からのスタートです。
先ずはSNSをCHECK!
「名古屋名物みたいになってるけど、津市の千寿の天むすが朝ごはんにピッタリ」という情報をGet!
天むす食べてみたい!と高ぶる気持ちで「行ってきマーティン!」
【マーティン朝ごはんファイル22】
今週は、三重県でおいしい朝ごはん!
今日いただいたのは、三重が発祥と言われる「天むす」!ちょこんとして小ぶりで可愛く、優しくにぎられた天むすは、お米はしっかりしていてあっさり塩味。マーティンも思わずおかわりしちゃいました!#ZIP朝ごはん#三重 pic.twitter.com/TPgC3ZvDqs
— ZIP!朝ごはんジャーニー (@ZIP_asagohan) 2019年4月29日
街で聞き込み調査をすると、ちょうど近くに天むすの千寿があるということで連れて行ってもらうことに…
すると「元祖 天むす」とのれんのかかったお店を発見!
早速取材交渉と思った瞬間、偶然お店の二代目・女将が外に出てきました。
マーティンは取材交渉します。
今ちょうど空いたところなので大丈夫ですと、結果は「YES!マーティン!」
いよいよ津市の天むすとご対面!
小ぶりのかわいい天むすが5つお皿に盛られて、小さなえび天がおにぎりの中にかくれています。
お米は三重県産のブランド米「結びの神」。
食べた瞬間思わず「うまぁ!」、ご飯がモチモチ、天ぷらがムッチムチ。
何個でも食べれるとマーティンはお変わりをし、追加で3個、合計8個の天むすをアッという間に完食しました!
元祖天むすの『千寿』店舗情報
出典:天むすの千寿
天むすと言えば名古屋名物のイメージも強く、現在ではほぼ全国的に味わうことが出来るおむすびですが、津の『千寿』が元祖天むす発祥の専門店です。
三重県津市大門。津観音のほど近くにある千寿本店。店内はL字型カウンター8席のみのこじんまりとしたお店作り、昼すぎになると時間問わずテイクアウトをするお客さんが多く、注文があってから天ぷらを揚げおむすびを握ります。店内で食べる三つ葉の香りが効いた赤だしとのセットは絶品だと大評判。
現在は尾を取ったアカシャエビの天ぷらを使用、塩加減がちょうどいい小ぶりのふっくらとしたおむすびの中に隠れている天ぷらのサクサク感が絶妙な旨さ。多い日で一日2000個売れる逸品。
上品な天むす5つが基本セット750円、1個単位150円で追加することも可能。
店名:めいふつ天むすの千寿(元祖 天むすの千寿)
所在地:三重県津市大門9-7
TEL:059-228-6798
営業時間:9:30~17:30 ※注文は17:00まで。
定休日:毎週日曜日、第3月曜日
交通手段:JR近鉄「津駅」より車で5分。
三交バス 三重会館前下車
津新町駅から徒歩、約15~20分 津新町駅から1,152m
伊勢街道沿いにある、「都シティ津」の近く。
千寿の『天むす』が生まれたきっかけとは?
津市大門伏見通りで初代・天ぷら定食屋のお女将さんが、忙しいご主人の賄い食にと、車エビの天ぷらをおむすびの中に入れたのがきっかけだそうです。
これは美味しいと感心され、その後味付けや大きさなどに試行錯誤を重ね、千寿の正式メニューとなり、1959年(昭和34年)頃に天むす専門店となりました。
元祖天むすの『千寿』のこだわり
出典:天むすの千寿
●千寿の天むすの米は、「結びの神」と言うブランドを使っており、天むすびとお客さんとの『結び』を掛けてるのかもしれません。
●千寿の天むすの海苔の巻き方は、1959年皇后美智子様がご結婚され、社会現象が起こった時のミッチーブームの一つにあった、美智子様の独特のストールの巻き方に感銘を受けた初代・女将が「真中でななめに折る」海苔の巻き方を天むすでやってみたのがきっかけと言い伝えられてます。
●千寿の天むすの海老は、古くから海老は長寿の象徴とされる縁起の良い食材です。また『天むす』は天と人を結ぶごろ合わせにもつながっているようです。
●千寿の天むすの海老を揚げている油は、高価なコーン油の中でも最高級の品質のものが使用されてます。コーン油は健康や美容に良いだけでなく、天ぷらをカラッと揚げるのに最適な油だそうです。
●千寿の天むすのきゃらぶきは、初代・女将の味がそのまま引き継がれており、今でも天むすの付け合せに、食卓のお供に人気が高い逸品です。天むすの付け合せに何故きゃらぶきなのか?それは女将のご主人がたくあんが苦手な人で、きゃらぶきが大好物だったからと何とも心温まるエピソードが残されてます。
●千寿の天むすの包みとヒモは、ぬくもり漂う自然のヒノキが使われてます。自然素材のものは温度を一定に保つ性質があるので、天むすのあたたかみが長時間保たれるのですね。
まとめ
今回はZIPで紹介された津市名物の千寿『天むす』の内容と、発祥やこだわりについてまとめてみました。
筆者も天むすの発祥エピソードは初めて知りました。
三重県津市に行ったら、必ず食べたい一品ですね!
それでは最後まで読んでくださりおおきにありがとうございます(*^^)/
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