こんにちは!
旅人マーティンが日本全国を旅しながら美味しい朝ごはんを探す『朝ごはんジャーニー』、6月17日~6月21日は大阪府からの絶品朝ごはん特集です!
6月21日大阪の朝ごはんの締めくくりは昨日の続きで、大阪泉州の水なすを使った郷土料理『じゃこごうこ』が紹介されました。
今回は朝ごはんジャーニーで紹介された『じゃこごうこ』の内容に加え、『じゃこごうこ』の名前の由来と生まれたきっかけついてまとめてみました。
ご興味があればご覧くださいね♪
大阪泉州の水なす料理『じゃこごうこ』ZIP!マーティンの朝ごはんジャーニー
大阪最終日は昨日の続きで泉州の奥農園からの出発です。
マーティンは視聴者からのおすすめ情報で「水なす」を使った『じゃこごうこ』という気になる郷土料理があって、奥農園のお父さんのご自宅で頂けないかと確認してみました。
『じゃこごうこ』とは水なすの古漬けを塩抜きしてじゃこエビと生姜と一緒に炊いたもの。
お父さんは、水だしするのに一昼夜塩抜きしてから炊くので「急にはできへんよ」とあっさり。
するとそこへ娘さんが、どうしても食べたいと言うのであればと問いかけた途端、マーティンは「どうしても食べたいです」(゚∀゚)
生の水なすを『じゃこごうこ』の味で炊いたような『即席じゃこごうこ』で良ければ、上手く作れるか自信ないけどいいですよと言ってもらい、「YES!マーティン!」
冷蔵庫から出てきたたっぷりのエビじゃこを見て、マーティンは大きいですねとビックリ!
じゃことはもっと小さいものをイメージしていたのが5㎝程度の普通の大きさのエビ、泉州地域ではこれをエビじゃこと呼ぶようです。
エビのダシの旨味を出すために殻つきのまま水なすと一緒に、水・砂糖・酒・しょうゆ・みりんで甘辛く煮込んでいきます。
中火で20分ほど煮込んで泉州地域の『即席じゃこごうこ』が完成しました!
そして奥家のお手軽料理『即席じゃこごうこ』をON THE RICE!
ダシの味が染み込んでいてめちゃくちゃ美味しいです。
柔らかいナスとエビじゃこの歯ごたえがマッチして美味しさ倍増!
お父さんが「今日は上等や」と、家族団らんで和気あいあいとした中で一緒にごちそうになり、マーティンはごちそうさまでしたと完食しました!
【マーティン朝ごはんファイル60】
大阪府のおいしい朝ごはんの締めくくりは、水なすの古漬けとエビを炊いた泉州の郷土料理「じゃこごうこ」。
本日も奥農園さんにて、水なすを使った即席のものをごちそうしていただきました。
そして大阪府の皆さまありがとうございました!#ZIP朝ごはん#大阪 pic.twitter.com/HFhR1TLSaK— ZIP!朝ごはんジャーニー (@ZIP_asagohan) 2019年6月21日
『じゃこごうこ』名前の由来と生まれたきっかけ
名前の由来は海老じゃこ(じゃこ=じゃこえび)と、水なすのお漬物(香の物=こうこう)を合わせて「じゃこごうこ」が名前の由来です。
夏に採れた水なすは冬の間の保存食を目的として3ヶ月間ぬか床に漬け込みます。
塩分を多く入れることで半年以上の長期保存が可能です。
3か月間漬け込んだ水なすは黄金色に輝いた、とろとろと瑞々しい古漬けとなります。
『じゃこごうこ』泉州水なすの古漬けと大阪湾でとれるエビを生姜と一緒に炊き合した泉州地域の郷土料理です。
古漬けにした水なすを一昼夜水につけ塩抜きし、水・砂糖・しょうゆ・酒・みりんで甘辛く炊き込みますが、味付けは地域ごと家庭ごとに様々なようです。
えびの香り高い出汁が水なすにしみこんでご飯のお供、お酒のお供に家庭料理、郷土料理として親しまれてきた『じゃこごうこ』ですが、近年水なすを漬ける糠床の管理の手間や、糠の匂いを苦手とする理由で、若い世代にはあまり浸透しなくなり『じゃこごうこ』の名前すら知らない人がいるほど今ではレアな料理になっているようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は朝ごはんジャーニーで紹介された『じゃこごうこ』の内容に加え、『じゃこごうこ』の名前の由来と生まれたきっかけついてまとめてみました。
来週の朝ごはんジャーニーは鳥取県の朝ごはん特集です。
楽しみですね♪
それでは最後まで読んでいただきおおきにありがとうございます(*^^)/
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